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映画「アイガー北壁」

映画には、ただただそれが作られたことに驚かされる類のものがある。 息を抜けるところがなかった。 ほぼ動かずに観ていたからか、終わった後体が疲れていた。 映画においてリアリズムを追求することについてはいろいろな意見があるんだろうけど、こと山岳...
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映画「ルドandクルシ」

ガエル・ガルシア・ベルナルは、おバカ単細胞キャラの時が結構好き。 取りたてて書くこともないんだけれど(笑)、おもしろいなと思ったのが、兄貴の奥さんがネズミ講にハマッてるんですよ。 ポイントがどうの、とか、もう少しでゴールド会員だったのに、と...
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映画「マラドーナ」

イメージとは裏腹に、無邪気な子供のような人だった。 「昔はすごかったけど、スキャンダルや薬物中毒で今や落ちぶれた元サッカー選手」 そんな風にしか思っていなかったけれど、彼が語る様を見て、好きにさえなってしまった。 発するエネルギーがすごすぎ...
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映画「ユキとニナ」

諏訪敦彦・イポリット・ジラルド 共同監督作品。 好きな監督の作品を観る時は、大きな楽しみとほんの少しの不安が入り混じった不思議な気持ちになる。 フランスに暮らす、日本人の母親とフランス人の父親を持つ少女ユキ。 突然、両親の離婚とそれに伴う日...
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映画「NINE」

中学生の時にフェデリコ・フェリーニの「道」を観て心を掴まれ、それではと「8 1/2」も観てみた。 しかし中学生の私には、何だかよくわからない…という印象を残して終わった。 このNINEはその「8 1/2」のミュージカル映画だ。(一度過去にミ...
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映画「太陽はひとりぼっち」

60年代の映画を観たくてこちらをチョイス。 ちと気分とは違いましたが、感じたことを。 恋愛映画と思いきや、人生や愛の虚しさを表現した乾いた映画だった。 どんなに隣に好きな人がいても絶対的な孤独からはどうあがいても逃れられない、そして関係が色...
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映画「それでも恋するバルセロナ」

映画の内容はさておき、いつも思うんだけど、スカーレット・ヨハンソンって普段はゴージャスで赤い口紅も似合うし、マリリンモンローの再来とか言われているけれど、スクリーンの中ではどの作品もやたら子供に見える。 ロストイントランスレーション、ゴース...
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映画「New York,I Love You」

10人の監督がそれぞれに描く、NYの街とNYで生きる人々の愛の形。 これは、「パリ・ジュテーム」の、続編ではないにしろ、同じ企画で作られた映画だったんですね。 でも、同じオムニバス形式でも、「パリ・ジュテーム」は、明確に一作品が分かれていた...
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映画「新しい人生のはじめかた」

ダスティン・ホフマン。エマ・トンプソン。 大御所二人の、熟年恋愛。 しかーし、まるで初恋のような初々しさ。それでいて、人生の酸いも甘いも知った大人の男女ならではの深さ。 随所に泣き所が散りばめられていて、それが嫌み臭くなくて、ジーンとしっ放...
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映画「シャネル&ストラヴィンスキー」

久しぶりにぐっときた映画。 テーマは別に目新しくないし、例えばあらすじを話そうと思っても、シャネルと作曲家ストラヴィンスキーとその奥さんとの関係が、、、となるのだが、ものすごく引き込まれた。 なぜか考えたら、ひとえに俳優陣の演技力だと思う。...