本日、やっとThis Is It を観てきた。
マイケルのプロフェッショナルな姿勢にはもちろん、関わるすべての人の情熱、生き様に、ノックアウトされた。
マイケルに救われた人間が、世界中にどのくらいいるのだろう。
結局人を変えるのは、人を救えるのは、説得力のある言葉でもなく施しでもなく、己を信じて突き進む姿を見せることしかないんだ。
ステージに対しても、地球環境に対しても、もちろん愛に対しても、心底真摯に向き合う人だったのだというのが痛いほど伝わってきた。
とてもセンシティブな面と、とてつもなく強い面とが同居している人だったのだろうと想像できる。
加えて、世間の偏見や誹謗中傷。
でもどんなに痛めつけられても、彼の根底に流れる人類への愛によって、人を心から憎むこともできなかったんだろう。
ネガティブなものでは応戦しなかった。
愛の力によって、パフォーマンスによってのみ、ネガティブなものを打ち消そうした。
愛の伝道師は、生き様で愛を伝え、死んでなお愛を伝える。
もう少し精一杯生きてみよう、そんな勇気をもらった。