おいしいもののこと

今日は仕事が早く終わって、でもヨガに行く元気がなかった。
なのでおいしいものを買って帰ってきた。

羽幌産甘えび、宮城産天然ぶり。
たまたま丸井に寄ったらちょうど半額になっていたので奮発。

やっぱりおいしいものはいいなぁ。
ここ最近忙しくて適当なものしか食べていなかったから、なおさらそう思う。
えびの頭で汁も作った。わざわざ三つ葉まで入れた。

おいしいものといえば、先日社長が札幌に来たのでみんなで飲みに行ったときに、三次会で〆の寿司、回らない寿司をご馳走してくれた。
ホッキ、ぼたん海老、大トロ(これは上司が”2カンね”と言ってくれたので食べれた)、いくら、しめさば、ウニ、、、(ウニも、上司が頼んだ時に”私も”と言った)
あの絶妙な酢加減の小さいシャリ、ネタも何が違うのかおいしすぎ。

この間、味の記憶について上司と話をした。
前に機会があって陳建一のホテルディナーに一緒に行ったんだけど、その料理もほんとにおいしかったんだ。
中華でも大雑把な感じは一切なく、繊細で、それこそハーモニーと呼べるような味が、小さな器の中で表現されていて。
その時は感動して、その後しばらくの間はそれを思い出すことが出来ていた。
でも、最近思い出せなくなってきていて、そのことを言ったら、「俺も」と。
あの直後は語れたけど、今はもう語れない。一回じゃ体験しただけで、語るまではいかないんだなー何事も、と。
また行って、あぁーーこれこれ!って言いたいね、と。

味の記憶って、奥が深いわー
私は別に美食家でもなく、割と何でもおいしいと思うほうだけど(新鮮とか熟れてるとかは大事)、普段のおいしいと、特別なおいしい、はまったく違うよなぁ。
そして世の中には、おいしいわけでもなく、おいしくないわけでもないものが多いと思う。
そういう中途半端なものを食べるのをやめたいとは常々思う。
質素でもいいから、おいしいなぁと思って食べたいよね。