私は普段ほとんどテレビを見ないのですが、たまにふと付けた時は、だいたい自分にとって意味のあるものを見ることになります。これは不思議です。
今日は、NHKプロフェッショナル。漫画家、井上雄彦。
その中で、思わず司会者と一緒になって「えぇー!?」と声を出してしまうほどびっくりしたのですが、井上さんいわく、ストーリー展開にはあまり興味はないとのこと。
その心は、
「キャラクターがしっかりしていれば、そしてそれがキャラクターにとって必然の展開であれば、あとはそれがどう転んでいってもいかようにでもなる」
最近少し自信をなくしていたところにこの言葉、やはりこのままでいいんだ、と楽になりました。
入れ物を用意してその入れ物に中身を入れていくような生き方はではなく、今の自分の声に耳を傾けて、少しずつゆっくりじんわりやっていけば、きっと素敵で素っ頓狂でオリジナルなストーリーができるでしょう。