引越しやらパリ旅行やら

更新が滞ってしまった。
結構忙しくしていて、部屋を探して何件か見に行ったり、決めて引越ししたり、妹がきてロンドン&パリ観光などをしていた。

部屋探しは、大変だったけどなかなかおもしろかった。
まずネットのフラットメイト募集を見て、メールしたり電話したりする。
その時点で、もう決まっちゃったんだよねーとか、返事をくれなかったりとかで、見に行けたのは5件、か。
そして行ってみたら、ポーランドの労働者が住んでいる家の空き部屋だったとこもあったり(まさにケンローチの世界だったよ、なっちゃん)、絶対昼間から酒を飲んでるであろう赤ら顔のおじさんが出てきたり、5人でバスルーム1つをシェアとかで(見ていると、大きい家には2,3個バスルームがあるのが普通のよう)、そんな中で部屋も人もいい感じのところに決めた。
私ともう一人(家の持ち主)しかいないから、快適。
お相手はあまり掃除好きなタイプではないので、結構私がやっているんだけど、そんなに大きい家でもないし一人暮らしの時と変わらないので苦ではない。

そして何より、庭がついていてガーデニングを始めた!
前の家のサリーからもらったカボチャと豆の苗を植えて、さらにバジルとコリアンダーの苗を植えてみた。
食べるものばっかり。。そのうち花も植えるつもり。
庭の向こう側が小さい森みたいになっていて反対側の家が見えないので、別荘にいるかのような気分になれる。
こんな感じ。
これでzone2でtube駅から徒歩5分だし、バス1本でカムデンやピカデリーまで行けてしまう。家賃もそんなに高くない。
スーパーも本屋もホーマック的なのも何でもある。

難点は私の部屋が日当たりが良くないのでちょっと寒いこと。
これからの季節はいいけど、冬になったらどうなるのか。こんな小さなパネルヒーターで大丈夫なのか不安。
お相手はフリーランスで仕事をしている人で、冬はインドとかタイとか暖かいところで過ごすと言っていて、この家が寒いからではなかろうか、、、とちょっと心配している。
結構ちょくちょく旅行と仕事を兼ねて出かけるらしく、その間は一人で家を使えるみたい。うしし
でもいい人だし、お互いの部屋はリビングとキッチンを挟んで離れているので、居ても居なくてもそんなに気にならない。

そしてパリ旅行。
今回は3回目のパリだったが、前はロンドンより絶対パリと思っていたのに、今回は何だか感覚が違った。
意外だったのは、物価はパリのほうが高い。
ユーロの方が多少安いにしても、ランチだいたいどこも15ユーロ近くかかった。(1人)
その辺のカフェがみんなお洒落なもんだから、気軽にやれない。
ロンドンに多いチェーンのサンドイッチ屋みたいのとかもほとんどない。
ロンドンはサンドイッチ£2くらいで買えると思う。中身にもよるけど、いいスーパーで買っても£3しないくらいだと思う。パリは5ユーロくらいだった。
ロンドンはみんなあんまり行儀が良くなく、歩いてサンドイッチやお菓子を食べている人がたくさんいるし、公園がいっぱいあるからその辺で休憩とかもできるけど、パリはまず歩き食いは見かけなかった。
そして公園も、チェイルリー公園やリュクサンブール公園、と仰々しくなってしまうのである。
そしてパリジェンヌは相変わらず、細くてジーンズにジャケットに無造作ヘアでナチュラルな感じであった。
パリから帰ってきたら、ロンドンっ子の、ぽっちゃりで変な服とか化粧とかしているのも、なんだかキュートに見える。
お金に余裕があって、いつでも「チェーン店なんて嫌よ。いつものやつちょうだい。」って気取れるならパリも楽しいのだろうけどね。たまに気取るのは楽しいけど、精神的にも金銭的にも続かないんだよね。
美術館も、ロンドンはほぼ無料。パリはだいたいどこも10ユーロ近くかかる。

なんで今回こんなにパリの印象が良くないかというと、実はもうちょっとで詐欺に会いそうになったんである。
寸前のところで大丈夫だったが。。。恐るべしパリ。じゃなくて私が悪いんだけどさ。
だからパリのせいではなくて、自分のせいである。パリ好きな人悪く思わないで。私もパリ好きです。

ノートルダム寺院、ステンドグラス。

サクレクール。
ここは意外と要注意スポット。私は手厳しく「触んないで!」と言ったが妹はミサンガみたいのを手首に巻かれそうになっていた。

夜のエッフェル塔。

エッフェル塔からの夜景。
前も登ったけど今回も。夜景すき。名所がライトアップされていてよく見える。

そうそう、遊んでばっかりのようだけど、5ヶ月の無職期間を経て月曜日から働くことになった。
プータロウ生活も終わりである。