3月19日、無事コース終了!
コースの途中で先生が「素晴らしい先生には本当は資格者証なんて必要ない、資格者証を見せる必要がない先生が本物の先生だ。」と言っていたのを思い出す。
そしてアサナの先生の言葉。
「練習を続けてください。練習を続ける限り、あなたは正しく生きられます。」
これは、ポーズだけの話ではない。How to live.
最終日にみんなで、コースを終えて今感じていることを順番に語ったが、しゃべりだすとみんな感極まって感情を抑えられなくなった。
私も、まさか自分がそんなことになるとは思わなかった。卒業式でも泣かなかったのに・・・
それはただのセンチメンタルではなくて、一人ひとりが理解したヨガの世界への感謝の気持ちと、それを共有していること、人は一人だけど一人じゃない(単純な支え合いという意味よりは、私はあなたでもあり、あなたは私でもあるという観念)という自立と暖かさ、みたいなものが全部混ざったものだった。
先生が「言葉は時に、感情を表現するのに十分なキャパシティを持っていない」と言っていて、本当にその通りだと思う。
6週間で明らかに変わった人が数人いて(最初はトゲトゲしたところがあった)、ヨガの持つ可能性にただただ驚いた。
そして見ていて思ったのが、いい方に変わった人たちはたぶん新しい世界を戸惑いながらも受け入れた。
自分の変化を受け入れた。
でも、最後まで疑いの気持ちが少し残ったままの人たちは、変わらなかった。
先日聞いたある人の説法の中で、「LOVE の反対は HATE ではなくて FEAR だ」という言葉があった。
自分のことを考えてみても、FEAR がいかにあらゆることの障害になっていることか。
これは恐れからではないのか?何を自分は恐れているのか?なぜ自分はそれを恐れているのか?
すべては過去の経験からのプログラミングによる。
しかし
「We can not change the past,but we can change the perception of the past.」
(過去は変えられないけれど、過去の認知は変えることができる)
まだ、リシケシに滞在していて、今日はセルフプラクティスをやった。
コースの最中は、今日の太陽礼拝のペース速いなぁ・・・とか、もうちょっとキープしたいのに・・・とか思うこともあったので、自分のペースでやりたいポーズをやりたい時間キープして、初めてセルフプラクティスを楽しめた。
習うことは絶対必要だが(師は必要と思う)、セルフプラクティスは違う楽しみがあるんですねー。
これが、狭くて散らかった部屋だとそうもいかないんだろうけど。。
庭に面したサンルームがある家に住めたら最高だよなぁ。
予定では、明日からvipassana に行こうと思っていたんですが、コース終了と共に初めてお腹を壊したのと(治まりつつあるが強烈だった)、気持ちが、もう少しヨガと旅行をしたい方に向いたので、今回はキャンセル。
ダラムサラ(ダライラマのいるところ。でも今はいないみたい)に行く人がいるので一緒に行くかもしれません。
そしてその後は、デリーとアグラ(タージマハルのあるところ)に行く予定です。
リシケシは北部なのにすでに日中かなり暑くて、4月上旬のデリー、アグラの気温がどれくらい高いのか心配・・・
日本が大変な状況の中、旅行記なんて書いていていいのか疑問ですが、そんなことばかり言っていても始まらないのでたまに近況報告します。ではではー