オリンピックサッカー、日本VSスペインを観に、小旅行を兼ねてスコットランド&湖水地方へ行ってきた。
サッカーのことは、私はかろうじてルールがわかる程度なので触れずに。
普段ロンドンの厳しさに揉まれている私たちにとって、スコットランド人の優しさ(や田舎臭さ)が何とも居心地が良かった、まずは!
街の印象は、最初に行ったグラスゴーは、、、めずらしく形容しがたい雰囲気の街。
まぁ、悪く言えば、特徴がないというか、見栄えしないというか・・
その後に行ったエディンバラと比べると、小一時間の距離とは思えない違い。
そんな中グラスゴー大聖堂を訪ねたが、そこはとても良かった。
宗教改革で多くの聖堂が破壊された中生き延びた貴重な建造物で、内部が当時使われていたような椅子なども配置されていて、不思議な時の中にいる感覚を感じることができた。
グラスゴーはエジンバラと比べられることが多く、エジンバラのように歴史があって街並みが綺麗な街と自分達を区別するように、現代アートやミュージックが盛んになったよう。
でも現代アートやミュージックが盛ん、ということから連想されるお洒落さがあまり感じられません^^;
昔好きでよく聞いていた、BELLE AND SEBASTIAN(ベルセバ)の出身地なんだよねー
何はともあれ、行く機会があって良かった。
グラスゴー人のユーモアセンス。
1.三角コーンが乗せられている。
2.ロイヤルファミリー??かと思ったら、ロイルファミリー。。。1.5ポンド。。
ここは店名もいかしてて「not quite new shop」(そんなに新しくもない店)中古屋。
グラスゴーから、バスで1時間程で(もっと乗ってたかも)、エジンバラへ。
エジンバラは、今まで行った都市の中でかなり上位にくい込む素敵な街だった!
街全体が世界遺産に登録されている。
城あり、坂あり、海あり、崖あり。
街を素敵にする要素がこれでもか!と詰まっている感じ。
ちょっとしたお店やカフェなんかも頑張っていて、元気のない雰囲気がまったくない。
市内バスツアーに乗ってグルグルしてみたら、郊外も素敵に手入れされた家が続いていた。
観光産業だけでなく、金融でもかなり栄えた街らしい。
新しい建物と城塞都市が融合。
そしてエジンバラから湖水地方へ。
電車で2時間くらいだったか。
湖水地方に宿をとる予定だったが、都合がつかず、20キロほど南の海の街、Grange-Over-Sands(グランジ オーバー サンズ)というところへ、まず。
これが予想外に大正解!!
干潟になっていて、ひつじが放牧されていて(スコットランドはひつじがあちこちにいた)干潟を一望できる部屋に泊まった。
干潟って独特の雰囲気があってすごく好き。干潟と知らずに行ったもんで嬉しさ倍増。
そこから、湖水地方に出掛けた。
湖水地方の印象は、もちろん綺麗なんだけど、街が観光地化されすぎていて、観光客もわんさか、街もありがちな土産屋ありで、あまり盛り上がれなかった。
Grange-Over-Sandsに宿をとって、本当に良かったと心底思った次第。
G-O-S の駅。駅も素敵
干潟と湿地とひつじたち
湖水地方 ウィンダミア湖
そしてそこからリバプールへ移動。
これは、せっかくだからチラ見しよう、と3,4時間ほど滞在しただけだが、3,4時間でも多すぎるほど何もない街であった!!(゜д゜;)
駅前のモールが、もう駅前とは思えない錆びれようで、そのしょうもなさに逆に興奮したくらい。
でもガラガラではなく、その割りに地元の人には愛されているらしい。
しかし街なかは、今どきのH&Mとかが占めていて、そのしょうもない田舎感が失われていて残念だった。
もっと荒れた街を期待していたのに拍子抜けした。
ちなみに駅前の食堂で昼を食べようと思ったら、とんでもなくまずいものが出てきて、一口しか食べられなかった!!(゜д゜;)要注意。
一応、ジョンレノンの像と写真を撮った。
そこから、バスで6時間ほどかけてロンドンへ。
安さが売りのメガバスで。一人9ポンド。
途中通過したマンチェスターは、斬新な建築物や自然豊かな感じでリバプールより活気があった。
まぁ、どんな都市も住めば都というもんで、よそ者が短時間の滞在であーだこーだ言うのもあれですけど。